芋苗をご購入された皆様、順調に育っているでしょうか?
当店で植えた苗の状況をご覧くださいませ。
これは3月25日に植えた「紅かぐら」の苗です。
すべて2本植えでやっております。
苗がたくさんある場合は2本ずつ植えた方が枯れた場合に枯れたところに
すぐ転植出来ますので均一に育ちます。
よく見えませんが、黒いビニールを張ったマルチ栽培です。
3月はまだ朝晩が寒い時期ですので、確実に育てるためにマルチ栽培が適しています。
2本植えとはこのように同じ場所に2本ずつ植えることです。
このように植えるメリットは1本が枯れても、もう1本ありますので確実に育つという事と
枯れた場所にこのうちの1本を植え替えてあげられること。
またこのまま2本とも育っていけばSサイズからMサイズのいいお芋が出来ることです。
苗が枯れてからまた植え直しても、そこだけ成長が悪くよいお芋は出来ません。
苗に余裕があればぜひお試しくださいませ。
こちらはまだ植えて数日の畑です。「紅おとめ」いずれも2本植えでやっております。
周りが山のところはきれいに草刈りをして手入れしておかなければ収穫間近になるとイノシシや
アライグマがやってきて被害に遭いやすいですのでどうぞご注意くださいませ。
またこれから蔓が伸びてきますが、蔓は絶対に切らないでください。
切った時点でお芋の成長が止まってしまいますのでご注意くださいませ。
伸びた蔓は「蔓返し」をしていただけば構いません。
蔓返しをせずに放っておくと、伸びた蔓の下に新たに根が生えてきて
そこにも芋が出来てしまいます。
しかし、たくさん芋が出来ると栄養が行き届かないので小さい「くず芋」になってしまいます。
その為にも蔓返しは大事な作業です。
いろいろ書きましたが不明な点はいつでもお尋ねくださいませ。
秋の収穫が無事迎えられることを願っております。
当店では芋が大きくなるころには電気柵を施して対応しております。
植えてからの注意事項としまして、蔓が伸びてきたら蔓返しをしてください。
絶対に伸びた蔓を切らないでください。
切るとそこで成長が止まってしまい、お芋は収穫出来ませんのでお気を付けくださいませ。
蔓返しは伸びたままにしておくと、またそこに根を張ってしまいよいお芋が出来ません。
小さなくず芋がたくさん出来てしまいますので、ご注意くださいませ。
その他わからない事やお聞きしたい事などがございましたらメールや電話、何でも構いませんので
是非お尋ねくださいませ。